【内定もらったけど不安な人必見】辞退すべき企業の特徴5選

2020年6月8日

念願の内定だ〜!
でもなんだか違和感が・・・

まずは内定、本当におめでとうございます!
いままで頑張ってきたことが報われた瞬間ですね。


でも、違和感や、ざらっとした、
「ここで決めていいのかな」という感覚が残ることってありますよね。
ただの思い過ごしなら良いのですが、
絶対に避けたほうが良い企業の特徴もあります。


この記事では、特に避けるべき特徴5選をご紹介します。

判断は慎重に

【転職のゴール】内定を受諾するか迷っている人へでも、内定後の判断の仕方を紹介していますが、
内定を取った後は、
あまり良い条件ではないはずなのに内定の嬉しさがまさり内定受諾を焦ってしまったり
良い条件なのに、いざ内定をもらうと価値が低く感じてしまったり
など、心理的要素が邪魔をして判断を誤りやすいです。


内定受諾の判断は、転職活動において、間違いなく一番難しいタスクです。
感情で判断してしまってないか?を自問自答しながら
慎重に考えましょう。


とはいえ、絶対に避けるべき企業の特徴もあります。
こ〜んな兆候が、選考のどこかで垣間見得たら、辞退の対象にすべきです。
ブラック企業の可能性が高いです。


シテンチョー自身の転職活動や、
エージェントとして関わってきた経験から
いわゆるブラック企業がやっちゃた面接のNG
トップ5選をご紹介します。

その1.価値観/倫理観が合わない言動があった

これが発生すると、入社後に上司と揉めたり、入社後数ヶ月で「辞めたい・・・」に陥る可能性があります。
例えば・・・

・合同面接なのに、配慮せずに今の年収を聞く
・家族の職業を聞くなどのルール違反
・圧迫面接でなぜか脅される
態度が上からでタメ口
・(特に女性に対して)「料理は得意なの?」など業務外の質問
・面接官が遅刻したり、急遽面接会場の変更
etc…..

びっくりすることばかりですが、すべて実話ですw
かつ、やはり、こんなことをやっちゃう企業様は、
おしなべてブラック企業でした。。
他にも、ご自身がおかしいんじゃないの?と思ったら辞退の対象にしてOKです。


「圧迫面接でなぜか脅される」は、シテンチョーが人材会社に転職する際に
実際に面接を受けて内定ももらった企業でしたが、
最終面接で、

面接官「人材業界、なめてもらったら困るんやよね?やる気あるん?」
シテンチョー「(はあ?),,,はい」
面接官「やる気あるなら、うちは全力でサポートするから!」

こんなやりとりをしました。
いやお前誰やねんww
ちなみに、面接官は元トップ営業の、今は教育担当、だそうです。
そもそも社員でもない人に対して上から話すって、
ビジネスマナーというよりも
もはや対人コミュニケーションレベルでアウトですよね。
幼稚園からやりなおそうか!


一次面接の人事の方は非常に印象の良い方だったので
ギャップに驚いた覚えがあります。
ものすごい違和感がぬぐえず、
それ以外にも理由はあったのですが、辞退をしました。

結果、こちらの企業さんはめでたく競合会社になったわけですが、
やはり業界でもマナー違反や誇大セールスなどで
評判が悪い会社さんでした。


面接に出てくる方は、
特に2次面接以降だと、
会社でそれなりの位置についていて
会社の価値観が反映されていることが多いです。



もし、あなたが面接という短い時間でさえ
価値観の相違を感じたとしたら、それは事実の可能性が高いです。

その2.面接時間が大幅にオーバーする

このような会社は、残業が多い可能性が高いです。
要は、自分たちの業務時間が伸びることにも、
あなたの時間を奪っていることにも無頓着ということです。


(たまたま話が盛り上がってしまい、
時間が伸びてしまうことへの確認の上で伸びるのならまだ良いのですが)


通常、人事の面接官は
次から次とみっちり面接が入っていたり、
人事以外の面接官は、通常業務の合間に面接が入っています。


つまり、面接官が面接時間を伸ばすということは、
他の業務がどんどん後ろに倒れていくということ。
そして後ろに倒れた結果、残業になります。
残業が当たり前の文化の可能性が高いです。


また、あなたの時間を奪っているという考えも希薄です。
つまり、あなたがその人の部下になった時には
どんどん時間を奪われる可能性がありますよね。。


自分が面接を受けた経験ですが、
一生懸命丁寧に話してくれるのはいいけれども
面接時間が1時間と聞いていたのに
1時間40分ほどかかっていて、
私も次の面接があったので、そわそわしながら会場を後にしました。
その出口で、とんでもなくクマが広がったやつれた男性が外出するところに会いました。
面接官「あ、あれうちの社長です」



いや辞退でしょう!w
社長さん、ご自身も社員にも、過剰労働させないでね・・・。

その3.第二新卒なのに、
内定後の過剰アトラクトがある

※アトラクト=内定受諾の催促です。

これは、THEブラック企業の特徴で、
あなたを採用したいというよりも、「人間がほしい」状態の人手不足の可能性があります。


第二新卒だとしても、なにか秀でたスキルがあって、それをもっての転職なら問題ありませんが、
あなたが未経験入社、などの場合は要注意です。

「XXさんは未経験だけど、企業からとにかくまじめな人柄が素晴らしくて、
ぜひあなたと働きたいと言っていますよ。
どうしてもXXさんに、早いタイミングできて欲しいということで、
次の面談の依頼ももらってます!!」

エージェントの人から
このようなあつ〜いメッセージをもらった場合は、
企業担当からエージェントに、
「人が足りなくて困ってる。絶対決めてくれよ!」
などと圧力がかかっている場合があります。。


通常、第二新卒の採用は、
スキルを持っていない人を採用するのですから、
企業側もあなたに絶対に活躍してもらえる保証はなく、
企業としても賭けになります。
だから、内定は出すけど、過剰なまでのアトラクトはしないのが普通です。


営業未経験の人に、きっと活躍してくれる、
と期待を持って内定は出すけど、
「何が何でもうちに来てください〜」と
お願いする理由は、普通の状態ならないですよね。


新支店(店舗)立ち上げで急激な人員増が必要など
採用を急いでいる理由が明確なら良いですが、
人員が大量退職した直後で急激な人不足などが発生している可能性がありますので
注意した方がよいでしょう。

その4.現場の人の空気が暗い

面接官はステージ上の俳優のようなもので、
自分の会社のことをよく見せようと一生懸命売り込んでくれます。


だから、通常、面接官は、面接の前にお手洗いにいって
髪を整え、メイクを直し、必要ならコーヒーも飲んで・・・など気合いを入れます。
また、人事は会社の顔なので、配属される人は社員の中でもトップクラスに
見た目もよく愛想が良い方が多いのが通常です。



もし、廊下ですれ違った人や
オフィス内見学をさせてもらったきに
・気だるい空気が流れていたり
・すごくタバコ臭かったり
・目が充血した人ばかりだったり
・ぴりぴりして誰も会話していなかったり
した場合、それが事実です。


どんなに面接官との会話の雰囲気が良くても、
オフィス内の空気が事実なので、
そのギャップに違和感を感じた場合は、
内定後面談などで同職種の方と話す機会をもらうなどをした方が良いでしょう。

その5.そもそも、転職の希望条件に合ってない

「内定」って、自分が認められることなので、とても嬉しいですよね。
でも、あなたのゴールは「内定」ではなく
「企業した企業に入社すること」なはず。


もし内定をとった企業が、よく考えたら希望条件を満たしていないのであれば
辞退して全く問題ありません。


第二新卒の方に多いのですが、
「内定までいただいて、すごくよくしていただいたから辞退はできない」
などの考えは捨ててください!笑


内定は辞退する権利がもちろんあります。
内定に喜ぶのは良いですが、
まず冷静に、自分が転職を決めた時に掲げた
転職先の条件を満たしているかチェックしましょう。

不安になるけど即辞退しなくてもいいかもしれない例

いかがでしたでしょうか。
もし内定先で、似ているような状況があったら、辞退も前向きに考えてくださいね。


次に、不安になることはよくあるけど、即辞退しなくて良いかもしれない例をご紹介します。

面接官が明るすぎる/暗すぎる

これはよくあるのですが、あくまで、あなたの価値観/倫理観に反していない範囲でです。
面接官も人間ですから、
・冗談好きの方
・天然な方
・よく笑う方
・表情の硬い方
・オブラートに包む方
・直球で話す方
など色々な性格の方がいます。


その方とちょっと性格が合わないと思っても問題ありません。
性格が合わなくても仕事はできます。


実際に私も、前職の最終面接は社長だったのですが、
終始、一切笑わずあまり目も合わない面接で
正直「怖い」という印象でした。
ただ、「怖いな」という感覚以外は、
的確な質問とスピーディーな判断と雇用条件は希望と間違いなく、
面接官は怖いけど、ここにしよう!と決めましたw
正解だったと思います。
(そもそも、面接官と一緒に仕事をするとも限りませんし)

内定後にあまり強く誘われない

これは、「内定後の過剰アトラクトがある」の逆パターンで、優良企業の可能性もあります。
ただどうしても、2つの企業から内定をもらい、
片方からは「ぜひ来て欲しい!!!」と猛烈アピールをもらい、
もう片方は「決めたら連絡をください」というクールな対応・・・
だと、前者が気になってしまうのが人間ですよね。



そこまで強いアピールをしてこないのは、
もしあなたに辞退されてもまた次の優秀な候補者がいる
という余裕かもしれません。
売り手市場の現代でその余裕をもてるのは
一部の超人気企業のみです。


ただ単に、人事が非優秀で必要なアトラクトができていない可能性もあるので油断できませんがw
強いアトラクトを受けないのは、優良企業の証拠かもしれません。

希望条件のなかで、合っていない部分もある

転職は、よく、引っ越しに似ていると言われます。
希望条件全部にあった物件なんてないですよね。

例えば
独立洗面台、23区、駅徒歩5分以内、分譲、家賃6万以内
とか言っていると、不動産担当の方に見捨てられるでしょうw

でも、
独立洗面台、23区、駅徒歩10分くらいOD、分譲じゃなくてもOK、家賃8万だせる
と条件を緩和したら見つかって来ます。


ご希望の条件から、どの条件は絶対譲れないのか。
どの条件は譲ってもいいのか。
内定が出た企業の条件で、合っていない条件はいずれか?
を見極めてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
転職のゴールまであと一歩。
ぜひ焦らず、チャンスを逃すこともなく、転職の成功を掴み取ってくださいね。

最後の決断はちょっとしんどいですが
新しい職場での新生活は後ちょっとですよ〜!